当地域は、宮城県北部栗原、登米市及び岩手県一関市の2県3市を受益とする「国営かんがい排水事業 迫川上流地区」が実施され平成17年度完了、又22年度に県営かんがい排水事業(1~4期)も完了しており、栗駒山を源流とする緑豊かな水田地帯です。長年組合員の願いでありました、又農家のみならず地域に生きるすべての生き物の根源である水源の確保が実現し、これからはその水を大切に使うことで、私たちは「食の安全、安心なものづくり」を目指していきます。
当改良区は、平成21年1月に国営事業を受益とする5つの土地改良区が統合し、1万ヘクタールを超える大土地改良区となりました。県内有数の米どころとして、又昔ながらの伝統ある郷土芸能を大切にした地域としても知られています。農業情勢の変化が激しい中、農業基盤を確実に整備して、先祖伝来の農地をしっかり後世に受け継ぐことが、私たちの役目と確信しています。